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上海淞戸抗戦紀念館にて

2017年2月11日上海北部の宝山区に有る上海淞戸抗戦紀念館に行きました。
この場所は上海事変の主戦場の場所ですね。
揚子江沿いに有るので日本軍も海上から入りやすい場所だったのかも知れません。
記念館は広い公園の一角にあり現在は近隣の住民(老人が多い)の憩いの場になっていました。
樹齢100年以上の樹木が多いので以前から公園だったのかも知れません
 

現在は“上海淞戸抗戦紀念公園”と入り口に書いてありました。
広い公園を数分歩くと記念館がありました。
入場料は無料でした(上海の歴史関連の施設は概ね無料)
 

施設の案内や監視活動は地元の中学生が対応していました。授業の一環なのかも知れません。
 

施設内の展示は上海事変(1次2次とある)の記録がパネルや造形物で展示されテレビモニターで上海の大学教授(復旦大学、同済大学の名誉教授のような人)が歴史認識の説明をしていました。
 
殆ど聞き取れない(私の中国語能力の問題)ですが文章がパネルに書いてあるので読んで見ると(ある程度理解できます)

20170211

 
  中国軍(国民党)がいかに勇敢に戦ったか・・
 
てな雰囲気の文章でした。 展示物も基本は侵略してきた日本軍に対して中国軍が如何に勇敢に戦ったか・・とのトーンです。
 
現在の中国の若い人がどのように思うのかは分かりませんが反日感情はまだまだ根強いなと感じました。
 
でも・・広い記念館ですが見学者は殆どいませんでした。