雨花台にて

2019-03-15

数年前にGoogleで南京観光を検索すると南京総統府や明孝陵等が紹介されていますが
試しに百度(中国のGoogle)同じ検索をすると明孝陵等も紹介されていますが日本では出てこない
 
 “雨花台”・・国家AAAA级旅游景区
 
と言う場所が紹介されています。
Aが4個か・? 慣れない中国語の紹介サイトを読むと
 
 ・3000年以上の歴史が有り“色彩豊かな石”が取れる景勝地
 ・1927年頃に国民党が共産党員を多数処刑した場所
 
の相矛盾する紹介がされていいました。 
何時か行って見たい・・と思い南京長江大橋の帰りに立ち寄りました。
 
中国(上海や南京・・その他は知らない)では有名な観光地には茶色い案内看板が有るので駅を降りれば何とかなる・・と思ったら、単なる田舎の街の風景で・・どのように行ったら全く分からずに、近くの若い人に
 
 ・不好意思 雨花台怎么走・?
 
と聞いたらスマホを取り出し地図を表記してくれました。 親切なのか、何でもスマホなんだな・・と妙に感心した・・
まあ、そうこうして雨花台まで30分程度で到着しました。 
 
入り口に立つと巨大な兵士の塑像が見えます。 入場料は無料でした。 かなり広大な場所で東京ドーム100個分(まあすごく広いとの意味・・)でビックリ・・妙な期待感が・・
白木蓮の咲く遊歩道を歩くと
 
 ・共産党の学習○○館 ・・バスで来た大勢の中学生(安徽や北京と名札が・・)
 ・戦士の記念碑塔・・鎌槌の真紅の共産党の旗を持った学生の集団と小学生の複数の団体
 
博物館のような場所が有ったので見学して見ました。入ると直ぐに国民党に殺害された兵士の名前が(多分全員)書かれたいくつもの壁がライトに照らせていました。 その後2階に上がると、当時の多数の共産党幹部の紹介パネルと当時の兵器などが展示されいました・・
 
そこを出ると、巨大な人工池が有りその前に立5メールと横10メートルぐらいの石の壁に中国の国歌(義勇軍進行曲)の音符と歌詞が書いてありました。 作曲者(聶耳)の名前も大きく書いてありました。
 
聶耳は1935年に私がいま住んでいる家から歩いて15分ぐらいの藤沢鵠沼海岸で24歳の若さで溺死しました。 その慰霊碑が私がいつもウーキングする鵠沼海岸に有ります。
彼は水泳は旨かったと云われていますのでその死には色々な云われ方が有りますが・・・
 

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その巨大な壁に向かって小学生の団体が義勇軍進行曲を歌っています・・その姿を見ている私が・・彼が溺死した場所のすぐそばに住んでいる・・とは誰も想像しないと思うけど・・
 
雨花台は文字から想像する可憐なイメージとは裏腹に中国共産党を讃える場所でした・・
まあ、それも“红色旅游”なのかも知れません・・