司馬遼太郎記念館にて

2020-07-14
半年ぶりに新型コロナ事件で延期をしていた大阪出張の合間に、以前から行きたいと思っていた司馬遼太郎記念館に行きました。
 
  ・素晴らしい
 
改めて司馬遼太郎の歴史観(司馬史観)の背景を少しばかり理解できたと思います。
  
  ・それは膨大な資料ですね(2万冊でそのすべてが展示されている)
 
Googleでは絶対に調べられない膨大な資料が安藤忠雄の設計した書棚にそのすべてが収められていて圧倒されます。
 
今では坂本竜馬を知らない日本人はほぼ皆無だと思いまが、それは日本の歴史教育の成果なのか・?
私の記憶では中学、高校(大学は理系なので歴史の授業はなかった)
を通じて日本史の授業で坂本竜馬の単語を見たことはありません。
 
 
では何故、私も含めて日本人の誰もが坂本竜馬を知っているのか・? それは
 
  ① NHKの大河ドラマで見た
  ② 孫正義や武田鉄矢が尊敬する人と云うから
  ③ 高知県が宣伝するから
 
どれも正しいとは思うけど、でも正解は司馬遼太郎の『竜馬がいく』の小説の影響ですよね。
司馬遼太郎がこの小説を書かなかったら坂本竜馬を知っている日本人はどの程度いるのだろうか・?
司馬遼太郎は竜馬以外にも秋山兄弟、河井継之助、土方歳三、大村益次郎など多くの教科書には出て来そうにない人物を小説として書いています。
 
それは日本の近代史を個性溢れる彼たちの目を通じて
 
  ”記録される歴史”から”記憶される歴史、または考える歴史”に変えたのだろうと思います。
 

20200714

帰りがけに記念館の売店で”峠”の下巻を買いました(上中は既に読んでいたので)
そして

 
  ”司馬遼太郎記念館”
 
と書かれたブックカバーをかけてもらいました。 
私にとって記録と云うよりも記憶に残るお土産になりました。