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香港ドラゴンズバックにて

香港のイメージは
 
  100万ドルの夜景   金融とビジネス   グルメ(広東料理・飲茶・点心)
などと思いますが、行ってみると、まず最初に驚くのは

  地下鉄のエスカレータがやたらと早い(推定日本の1.5倍は確実?)
  バスの運転が荒い(狭いクネクネ坂も減速しないのでヒヤヒヤする)

でも最も意外なのは香港は高層ビル群ばかりのイメージですが、実はかなり 自然が多くしかも整備された初心者向けのトレッキングコースがたくさんあ るとのことを知りました。

思い起こせば私は学生時代に丹沢、八ヶ岳縦走、南アルプスなど本格的とま では言わないが歩くことには多少の自信があったので

  何時か香港でトレッキングをしてみたい

と思っていました。
そして今回深圳(深圳から香港までは東京から横浜ぐらいの距離)での仕事 を終え1日休暇(さぼり)で

 香港で最も有名な「ドラゴンズバック Dragon’s Back」を歩いてみました。
 距離:約8.5Km (ダラダラ歩いたので4時間かかった)

Dragonは龍なのでDragon’s Backは「龍の背中」の事だと思います

登山口(登山と言う程でもないが)から少しゴツゴツした狭い山道を今日は 11月なのにすこし汗をかきながら、したすらモクモク歩くと突然視界が広が りました。
左を見れば香港の海、右を見ても海や小さな島々がパノラマ状態となる

  Dragon’s Backの頂上ですね

標高284メートルの石澳山頂(Shek O Peak)に到着です
眼下に香港が360度・・いや、365度?ぐらいの絶景パノラマが眼の前に・・

しばしの休息をしてからまた歩き始めると私の膝のあたりの高さしか なさそうな常緑広葉樹林に挟まれた細く長いクネクネした尾根が見えました。

 どうやらこれが「龍の背中」らしい(推定?)

確かに旧正月の横浜中華街で見た「龍舞/LongWu」で使われる長い「龍灯/LongDeng) のようにも見えますね
 
 でも私は「龍」を見たことがナイ(まあ実在しないので誰でもそうかと思うけど)

香港の街中でも龍の絵柄を良く見かけます。なんで香港では龍が尊ばれるのだろうか?
まあ香港はイギリス領だったと言ってものその前は中国なので中国では龍は王様の イメージなので中国文化が香港に根ずいているのは当たり前か?
香港の大スター,ジャッキー・チェンの中国名は(成龍/ChengLong)だと思う、 つまり龍に成るですね・・香港そのものですね・?
日本の幕末の革命児は坂本龍馬にも龍で「龍の背中」には何かパワーを貰えそうな 気がするね
私のシステムノート(最近はスマホで済ませてしまうが)には

 村上龍の「無趣味のすすめ」

というエッセイの写しが入っています。 苦しい時に読み直すと励まされ元気が 少し沸いてきます。
中島みゆきの歌で「銀の龍の背に乗って」という歌があったと思うけど、 中島みゆきさんはDragon’s Backに来たことがあるのだろうか?
(どんな歌詞か覚えていないので関係ないかも?中島みゆきさんスミマセン?)

 「龍」にも考えると色々あるね・・

香港の景色は

 1,夜はビクトリアピークからの夜景 
 2,昼はDragon’s Backの石澳山からの絶景

ですね・・

20241015
左右の絶景を見ながら「龍の背中」を歩く、トレッキングだけど「歩く」てな感じ で足にも優し・・と思っていたら急な下り坂が出現した。
あちこちの木々を触りながらゆっくりと下る(徐々に足が痛くなる・・)と 目線の先に海が見えました。どうやら何とか完走したようです。
ビーチが広がります、自宅の湘南海岸とはずいぶん違うけど、香港も海水浴するのか と思ったが亜熱帯で海に囲まれているので海水浴するのは当たり前か・?
香港は多様性だね・?
振り返るとDragon’s Backの頂きが見える・・無事完走しましたが戻りのバスの 下車場所間違えて仕方なくタクシーで戻る羽目になる・・
でも実に愉快で思い出に強く刻まれる1日となった・・