上海の市の花は玉蘭(木蓮)です・・3月上旬から4月上旬までの春になると上海の公園では(人民公園、魯迅公園、復興公園・・)
紅玉蘭、白玉蘭、迎春花(黄色い花)、牡丹桜
などが一斉に咲きます。上海は高層ビルのイメージが強いですがとても公園の多い街です。 また中国近代史の中心的な場所なのでその遺跡も多いでです。
そんな春を迎えた上海で今年になって急激に変わった景色(事柄)が有ります。
それは
(1)街のどもで自転車が有ること
(2)どの商店でも現金を使わない
です。 ほんの数か月で激変したと思います。
(1)の件は車の増加にともなう交通渋滞解消のためですが乗り捨て可能な自転車
ですがその仕組みはとても斬新です。
・会員になる(100元程度の預託金)
・スマホのGSPで利用可能な自転車がどこになるか分かる
・その自転車にQRコートが付いているのでスマホをかざすと鍵が開く
・自転車に乗る(概ね1元ぐらい)
・降りた場所でスマホかざして鍵をかける
主要な駅前や繁華街ではかなりの量の自転車が有るのでかなり便利だと思います
この数か月で爆発的に広がっています。
(2)スマホの決算は微信というチャットソフトについている決済機能ですが小さな商店やレストランでもかなりに確率で使えます。
仕組みは
自分のスマホで微信のQRコート表示
店はそれを読み取る(これで本人確定)
店が金額を入れる
自分のスマホに金額が出る(口頭でOKと云う)
店の端末からレシートが出る(型式は店により違うかも)
現在の利用者は9億人(一人で複数持つ人がいる・・個人用と会社用など)だそうで驚きます。
但し現在は日本人は銀行口座がないので使えません。
上海は毎年春になると何時もと変わらすに白玉蘭が咲きます。 然し、その生活スタイルは目まぐるしく変化します。
(1)(2)も暫くすると何かの問題点が出てくると思いますがそれはその時に考えれば良いことで、まずは“やってみなさい”・・との日本の、どこかの会社の精神がこの上海では残っていますね